「愛着」を理解するためのロードマップ
あなたが抱える「生きづらさ」の根っこにあるかもしれない、心の仕組みについて、一歩ずつ探求していきましょう。ここは、あなた自身を理解する旅の出発点です。

なぜ「生きづらさ」を感じるのか?
対人関係でいつも同じパターンを繰り返してしまったり、理由のない不安や気分の波に悩まされたり、常に頭の中が落ち着かず集中するのが難しかったり。一見するとバラバラに見えるこれらの悩みは、実は、あなたの心の奥深くにあるOS(オペレーティングシステム)の特性が関係しているのかもしれません。
「安全基地」とは?
愛着理論の中心には、「安全基地」という非常に重要で希望に満ちた概念があります。それは、困った時にいつでも帰ることができ、心から安心できる「心の港」のような存在です。この安全基地という体験が、私たちが自分を信じ、新しいことに挑戦し、失敗から立ち直る力のすべての土台となります。


愛着の2軸4パターン
あなたの現在の心の傾向を客観的に理解するために、私たちは「不安」と「回避」という2つのものさしを用います。これは、対人関係への敏感さや、人と親密になることへの心地よさの度合いを示すものです。この2つの軸から、心の傾向は大きく4つのパターンに分類されます。
愛着は、育み直せる
ここまで読んで、「自分はずっとこのままなのかもしれない」と不安に感じた方もいるかもしれません。しかし、最もお伝えしたいのは、心のOSはいつでもアップデートできる、ということです。脳科学の世界では、大人になってからでも脳が変化し続けること(神経可塑性)が証明されています。

参考文献
古村 健太郎, 村上 達也, 戸田 弘二(2016)アダルト・アタッチメント・スタイル尺度(ECR-RS)日本語版の妥当性評価
古村 健太郎, 村上 達也, 戸田 弘二(2016)アダルト・アタッチメント・スタイル尺度(ECR-RS)日本語版の妥当性評価
古村 健太郎, 村上 達也, 戸田 弘二(2016)アダルト・アタッチメント・スタイル尺度(ECR-RS)日本語版の妥当性評価
古村 健太郎, 村上 達也, 戸田 弘二(2016)アダルト・アタッチメント・スタイル尺度(ECR-RS)日本語版の妥当性評価
Sweptの活動に参加する

私たちの活動はまだ始まったばかりです。
この想いに共感してくださる、様々な形での仲間を探しています。